Shikanosuke’s blog ボケとツッコミ時々人生考察

引き寄せ・潜在意識・宇宙の法則……その他こんなこと、あんなこと

触るるばかりに……月が地球に近づいた日

やぁやぁやぁ皆のもの……すみませんエラそうに登場してしまいました。

 

今月17日、今年最も地球に近く、そのぶん最も大きく見えると言われたスーパームーン。

皆様の地域ではご覧になれましたかな?

 

鹿之助の地域ではあいにく薄雲が広がっていたため、ハッキリくっきりというわけにはいかなかったですが、雲のベール越しに神秘的な満月を望むことができました。

(写真はねえべよ)

むしろ明けの朝方のほうがややハッキリとした輪郭を確認できました。

 

満月というとね、小学校の国語の授業を思い出しますなぁ。

 

教科書の一文に

「触るるばかりに○✖☆◇?+*(←忘れた)の月……云々」というのがありましてな、先生がこの《触るるばかりに》とはどういう意味か?と、質問されまして。

 

ちなみに中村汀女の句に

「 外(と)にも出よ 触るるばかりに 春の月 」(中村汀女 歌集『花影』より)

というのがあるのですがその句が載っていたんすかねぇ? 

 

 

普通に考えると 手で触れることができそうな みたいなことですわなぁ?

 

で、クラスメイトの男子が「さわれそうな」と答えたんすよ。

しかし、なぜか鹿之助はひねくれていたんすかねぇ?

「手に取れるような」と答たんですなぁ。

すると級友たちは

「手に取れるわけない」と否定派多数。

 

ま、たしかにそうなんすけど、でも「手に取れるような」でも、あながち間違っちゃいない気はするんでありますが、しかし、ここは素直に考えりゃ、やっぱり手でさわれるような、手が届くような、というふうな訳の方が近しいんでありましょうな。

 

それにしても月ってなんでああも神秘的なんでしょうね?

謎めいているっていうか。

奥ゆかしいところは日本人によく似合っているような気がいたしますです。

 

ちょっと遥か昔のお話をいたしますがね、子どものころ、たまたま我が家にフラッと見知らぬ旅のお方がいらっしゃったんすよ。

で、この方、しばらく我が家で下働きをして下すってね。

 

農作業の手伝いをしていただいたり、家事をしていただいたり、時には壊れた家具を修復していただいたり……そこは知らんけど。(家具屋さんではないです)

 

(あ、半世紀以上も前のことなんで、そんな、例えば、噺家の家に「弟子にしてください」ってやってこられたみたいなことでもない限り、現代ではそんなことあるぅ? ってお思いになられるやもしれませんがあったんですよぉ)

 

その方が、当時私が好きだった『かぐやひめ』の絵本を見て、その挿絵を参考に掛け軸用の和紙にかぐや姫の墨絵や、達磨大師の画などをかいてくださって、それがまた上手で。

 

もしやあの方は身分を隠した名の通った画家か僧侶だったのでは?と、後々いろいろ妄想を抱いたりなんぞしましてな。

 

いやまてよ、あのお方は月からいらしたかぐや姫だったのか???(いや、おじさんだったし……(~_~;) )


ま、おじさんでもおじいさんでもなんでもよろしいですがね、そんな、のどかな時代だったわけですよ。

 

月にうさぎがいるなんてメルヘンチックな想像が子どもたちに夢を与えていた時代ですよ。

令和の時代に子どもたちにそんなことを言ったら「……はっあーっ⁈」てな顔されるんでしょうかねぇ?

 

 

 

さてさて、ひと月ごとの満月にはそれぞれ名前が付けられておるようですが、なんでもアメリカの先住民が満月で季節の移り変わりを判断していた伝統に由来しているのだとか。

 

スーパームーンはそれらの満月の中でいちばん大きく見える月。

手に触れそうな、届きそうな月。

手に取ることができたら……⁉ 逆にそれって……ちっちゃ!

 

それにしてもやっぱり月の存在は魅惑的ですなぁ。

月そのものに加え、地球との距離、これによってお互いの引力が微妙に働いて地球になにかしらの恩恵や影響を与えているっちゅうことで。

魅力もあるが脅威もある。

時には不気味にさえ映ることも。

 

鹿之助はそんなことも思いました。

しかし個人的に言えば、月を愛でるのは好きですなぁ。

 

 

スーパームーンだった先日、今年いちばん月が地球に近かった日、あぁ

「触るるばかりに神在の月」……秋、出雲バージョンで言うとこうなりますかな(*^-^*)

 

うさぎやかぐや姫はどうしていますかねぇ。

かぐや姫……

かぐや姫のおじさん……かぐやおじさん……家具屋おじさん???

 

おあとがよろしいようで。

 

へっへっへ

今日もためにならぬ話でお時間をお取りいたしやした。

ではごきげんよう。

 

あ、言い忘れました。

私は、鹿之助。

山陰の私の地元の月山富田城の名武将 「山中鹿之助」は七難八苦を月に祈りました。

 

ただし、山中鹿之助が祈ったのは満月ではなく、三日月でしたとさ。

 

 

 


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