皆様時間を持て余しておいでではありますまいか?( ̄▽ ̄)
相変わらず失礼な鹿之助。
さて、そんな暇を持て余しているそこのあなた!
宿題を差し上げようぞ。
《次↓の文章を読んでください。》
昨日思った。
「明日は一月一日、元日の日曜日だ」と。
今日一日から明日二日、明後日三日にかけて三が日という。
つまりこの三日間が正月だ。
日本人は日本に産まれ育ち古から今日へと、この三日間の日々を正月として祝い、元日には初日の出を拝んできた。
一昨日連絡があった日向灘の日下さんから送ってもらった、天日で干したシイタケが昨日届いた。明日雑煮に使わせてもらうと一昨日伝えておいた。
さて、お気づきだろうか?
この意味のない文章。
賢いあなたなら既にお分かりだろう。
まことに不自然な文章である。
後半の部分の文章にあえて読み方を入れた。
『日本人(にほんじん)は日本(にっぽん)に産まれ育ち古から今日(こんにち)へと、この三日間の日々を正月として祝い、元日には初日の出を拝んできた。
一昨日(いっさくじつ)電話があった日向灘の日下さんから、天日で干したシイタケが昨日(さくじつ)届いた。明日(あす)雑煮に使わせてもらうと一昨日(おととい)伝えておいた。』
お分かりいただけたであろう。
では、今日はこの辺で。
では良い休日の一日を(休日じゃない人も)
⁉
イヤイヤイヤ、鹿之助よ! まちんしゃい!
なんじゃそりゃ?
おかしいでしょ。
あの怪しげな文章はいったい何だったんだ?
訊くでない。
答えなど言うまでもない。
日本人ならわかるであろうッてなものよ。
と、いうわけでお察しの通り、「日」という漢字の読み方だ。
たった四画で構成されているきわめて単純な漢字。
しかし読み方は多種多様。
まぁ日本人なら文章の空気感で難なく読めるだろう。
実はこの記事を書くにあたって「日」という漢字についてネットで調べたらなんと、この手の内容の「日」の読み方の記事がわんさかあって……しかも同じように「日」を用いた似たような例文があちこちで見受けられた。
ひと言言っておくと、鹿之助の例文はそれらからパクったものではないと断言しておこう。
そもそもなんで年末の忙しい時にシイタケの天日干しを送らにゃならんのだ? そんな奴いないだろう。
であるからして鹿之助以外そんなアホな発想だれがする?……ん? そこじゃない? ……たしかに。
しかしだ、鹿之助が目を付けたのは「日」という漢字の読み方の多さや違いのそこではなく、送り仮名だ!
先程の文章で「日」の一文字だけに送り仮名をつけろと言った場合どうだろう?
あなたには送り仮名を正しく付けられるだろうか?
鹿之助にはムリだ。
なぜなら
例えば簡単なところで「今日」の「日」。
あれは「う」か?
はたまた「にち」か?
もしかして「よう」か???
「明日」の「日」、あれは「す」か? いや、「た」か?
「日本」もしくは「日本人」の「日」。
あれは「に」?「にっ」???
「一日」=「たち」?「にち」???
さらにさらに「明後日」=「にち」or「て」?「って」????
「一昨日」=「じつ」or「とい」?「い」??????????
「日下」さんに至っては「く」?「くさ」?……いやここは「く」だろう。
「くさ」ではちょっと臭いそうで嫌だ……「におい」?「くさい」?( ;∀;)
でもな、「下」って漢字は「か」って読めるし……「くさ」か?
余談であった。
というわけで一応記しておこう。
あるようでない鹿之助流正解。
昨日(きのう)思った。
「明日(あした)は一月一日(ついたち)、元日(がんじつ)の日(にち)曜日(び)だ」と。
今日(きょう)一日(ついたち)から明日(あす)二日(ふつか)、明後日(あさって)三日(みっか)にかけて三が日(にち)という。
つまりこの三日(みっか)間が正月だ。
日本人(にほんじん)は日本(にっぽん)に産まれ育ち古から今日(こんにち)へと、この三日間(みっかかん)の日々(ひび)を正月として祝い、元日(がんじつ)には初日(はつひ)の出を拝んできた。
一昨日(いっさくじつ)電話があった日向灘(ひゅうがなだ)の日下(くさか)さんから送って頂いた、天日(てんぴ)で干したシイタケが昨日(さくじつ)届いた。
明日(あす)雑煮に使わせてもらうと一昨日(おととい)伝えておいた。
べつに「明日」を「あした」と読もうが、「あす」と読もうがここでは何の問題もない。
そして「日本」も「日本人」も同様、「ほん」でも「ぽん」でもどーでもいい。
「あさって」だろうが「みょうごにち」だろうがそれもお好きにどうぞ。
「日」に限らず、読みが思った以上に多くある漢字はいくつかある。
この「日」も他に読み方もまだまだたくさんある。
難読な珍名さんや地名などに至っては、「日」という漢字が使われていたとしてもこれ、もはや当て字だから読めなくて当たり前なんだよな。
ニッポン人であろうがなかろうが。
「四月一日さん」をどこをどうやったら「わたぬきさん」って読むんだ? っていう人もいるしな。
そういうのまで含めたら「日」だけでも一体いくつの読み方があるんか、簡単には把握できないんじゃないか?
まぁ、国文学や民俗学みたいなもんでも研究しているエライ人達なら別だろうが。
結果・・・・・・てぇことでお好きにどうぞ。
ん~~~ん、しかしやっぱり「今日」の「日」の部分は「う」か?
それとも「ょう」か???????????
そこはどうも気になる鹿之助であった。
おしまい。
おつかれさまでした( ;∀;)
またのお越しをお待ちしております……あした?あさって?
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