出雲の国の主婦鹿之助です。
先般、某テレビ番組で、
「鳥取VS島根」というコーナーが企画され、お互いの自慢したいスポットや特産品等を紹介しながらバトルが展開されていました。
最終的に、元々は鳥取と島根は一つの県であったことも影響しているのか、両県で山陰であり、兄弟のようなものだからこれからも仲良くいきましょう。……みたいな落ちになりました。
子どもの頃から鳥取県(特に米子市)はホントに身近な地域です。
自宅から4~5km移動すれば中国地方では最高峰の鳥取の秀峰、大山が望めます。
なので子どもの頃は地元みたいな気さえしていました。
ところで、その番組で両県それぞれの日本一と呼べるものを紹介していましたが、
私的にもうひとつ(他にもたくさんあるのですが)紹介してほしかったなという
島根の自慢のものがあります。
それは、以前にもこの鹿之助のブログで紹介しましたが、
日御碕灯台(ひのみさきとうだい)です。
(過去関連記事)↓
中学か、高校生の頃、学校の行事(いわゆる遠足というやつでしょうね)で
この灯台に登ったわけですが、
高所恐怖症の鹿之助は、
この灯台の階段がとてつもなく怖かったのです。
なぜなら、壁から離れて中央の柱だけをを支えにした(だったような? あまりにも昔の話で、ちょっと記憶が曖昧)らせん階段。
しかも梯子(はしご)のように段と段の間は何もないため下が見えるのです。
ある程度登ると途中に踊り場があって、ここだけが壁にくっついている場所で、
そこ以外は壁から離れているのです。(◎ ◎;)
わたし鹿之助はその踊り場から上に進むことも、下に引き返すことも怖くて、しばらくそこの壁にへばりついて立ちすくんでいたのを覚えています。
結局は、勇気を振り絞って最上階を目指し、なんとか景色を展望することができました。
不思議なもので、そのデッキみたいなところで日本海を眺めたときは、恐怖感より
その絶景に感動したことの方がはるかに勝っていました。
高所恐怖症の私が言うのもなんですが、おススメです。
山陰の日本海はキレイです。
(借財写真 記事とは関係ありません)
鳥取にしろ、島根にしろとても田舎です。
田舎ですが、豊富な素晴らしい自然は無言で人を癒してくれます。
山陰に限らず、日本全国、そういったところがたくさんあります。
自然も豊かなうえに平和であること、ありがたいことです。
世界を見渡せば、自然はあっても内戦や、他国との衝突、あるいは国の環境、情勢などによって、様々な苦しみを背負いながら生きている人は数えきれないほどいます。
我が国にいて日々過ごしている我々。
取り立てて何もなくても、それはあたり前ではないこと。
そんなところにも思いを馳せ、私たち日本人はあらゆる恩恵に感謝しなければと思います。
日頃暮していて、足元、身の回り、地元、ふるさと、母国
そして地球、宇宙、
目に映るものは偶然とか、当然とかの物ではなく
奇跡だと言われたりすることもあります。
見慣れ過ぎた現代社会の中で、私たちは満たされているものに無頓着であったり、あたり前としてしか感じられなかったりするのです。
・・・先日道端で暖冬のためか、既に開花している菜の花とタンポポに出会いました。
今年もまた雪は降らないのでしょうか。
こんな小さな花も一足早く咲いていました。
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