現代版 嫁姑事情 第2弾
☆この物語は実話です
突然このページにお越しの方は、前々回の記事
№1 『おとうさん! 会わせたくない人がいるんです!』
もお読みください♡
№2
『この方どなた?』
さてさて、あーちゃんの彼氏くんとご両親がいよいよ我が家にお越しくださることとなった。
とても緊張する。
向こうはもっと緊張する……はず?
おっ! お見えだ。
ワクワク☆ ドキドキ♡ ルンルン♪ ハラハラ💦
この際なんでもありだ。
ガラッと(古い家なので)玄関の戸が開く。
先ず、けんちゃん(彼氏クン)
そして
おぉ! このお方がおとうさまか?
そして……?
?
?
ん? だれ?
?
ん? この方どなた?????
えと、おねえさま?
いやまて、おねえさんが弟の結婚相手の家へ一緒にあいさつに来るか?
いやいやいや、ちがうでしょ。
けんちゃんはそもそも、ひとり息子のはず、だったような?
え? じゃあこの若くてきれいなおねえさんはだれ?
数秒の間にわたしの頭の中はフル回転!
ま、ナンだかダレだかわからないけれども
とりあえず客間へ。そして大御所わが家のジジ様登場。
じぃ 「まー、そんなとこじゃなくこっちへどうぞ」
(正確には ↑そぎゃんとこじゃなぁて、かしら(上座)の方へ座ってごしない)
そしてここは隠密の打ち合わせどおりに
けんちゃんパパたちは、
けんちゃんパパ 「いや、いや、そんな、ここで……」
キチンと申し合わせた場所に落ち着く。
続いて自己紹介
⁉ なんと、いちばん気になっていた、あの若くてきれいでかわゆい方
お察しの通り
けんちゃんママ(=ゆみちゃん仮名)
なのであった\(◎o◎)/!
えっ? おかあさま?
んな、ばかな!
ダムが決壊したような衝撃(おおげさな (^_^;) )
そ、そうなんだ💦
女優さんのようなオーラ出まくりのけんちゃんママ
あーちゃんママのあたしと同じ人間とは思えない
えぇ、そうです、同じじゃないみたいです。ちがうんです。
やっぱちがう?
それはそれでショックだが事実のような気がするのは気のせいか?。
世間一般に
『キレイな人にはトゲがある』というけれど
ん? バラ🌸のまちがいでは? まあいいとしよう。
(きみは薔薇より美しい……薔薇もきみと同じで美しい)
トゲどころか、なんて触り心地の良い♡
いえ、触っていません
このときはまだ。
とても人なつっこい親しみを持てる方で、そして
まったく気取るところもなく
初めてお会いした気がしない
いえ、
こんな若くて気さくで美しい人妻
なかなかお近づきになることはめったにないことだ。
あーちゃんママは見とれて、しばし茫然♡
これが一目ぼれというやつだろうか?????
口にこそ出さないが
きっとあーちゃんパパとて同じこと♡の目になっているだろうよ。
ましてやじぃ様はまぁ、なんてことでしょう‼
(聞き覚えあるフレーズ?)
もっと目元、口元緩んでいることでしょうよ。
心の中で思った。
(けんちゃんパパはうまいことやりおって
どうやって射止めたんだ?)と。
こうしてけんちゃんパパ(ひーちゃん)そしてけんちゃんママ(ゆみちゃん)
(いずれも仮名です)
たちとの親戚関係への道筋ができたのであった。
いっぽう、じじさまとばばさまの反応はというと
これまたひじょうにご機嫌で♪ 気に入られたご様子。
じぃ 「いやぁ、ちゃんとした人たちだった。ああゆう家庭で育った息子さんならまちがいないわ」
ばぁ 「ほんに、今どきちゃんと常識をふまえている人は珍しいわ」
あーちゃんぱぱ&ママ …まさにアンド(安堵)(;''∀'')
あたしらの裏工作を知るよしもなく……
とにかくこれであとは挙式に向かって前進あるのみ♪
それにしても、あの方があーちゃんのお姑さんになるんだ
……実感の湧かない、あーちゃんママ鹿之助であった。
続編はいずれ……