こんにちは。
神々の出雲の国島根の主婦鹿之助です。
最近を振り返って、これまで新型コロナウイルス関連の記事を公開してきたものの中から、そのいくつかを並べてみました。
また、他の方々のブログをのぞいていて、共感したものもたくさんありました。
その中のひとつ、
takebさん(id:takeboffice) の最新の本日の記事をリンクさせていただきます。
話はちょっと逸れますが
4月12日のテレビNHKで、シンガーソングライターの竹内まりあさんの曲
『いのちの歌』にまつわる番組がありました。
昨年暮れの「紅白歌合戦」に出演し、そのとき歌われて再び話題になったようです。
この曲は12年くらい前にNHKの朝の連続ドラマ『だんだん』の中でヒロインのふたり、三倉茉奈さん、三倉佳奈さんが歌われたものです。
『いのちの歌』
作詞・作曲 竹内まりあ 歌詞一部抜粋 引用
生きてゆくことの意味
問いかけるそのたびに
胸をよぎる
愛しい
人々のあたたかさ……
……略
泣きたい日もある
絶望に嘆く日も
そんな時そばにいて
寄り添うあなたの影
……略
『だんだん』というドラマは、島根の松江と出雲そして京都それぞれを一部舞台にした双子の姉妹の物語でした。
『だんだん』は出雲弁で「ありがとう」という意味です。
出雲弁の代表的な言葉です。
出雲市出身の竹内まりあさんが、いろいろな思いを込めて作られた曲です。
紅白歌合戦では、全国からこの歌に思入れのある方
大切な幼い息子さんをなくされた方、廃校してゆく学校の子どもたちと地域の人たちの絆、親と子の間にあった壁が取り除かれたことなど、たくさんのお便りや写真とともに披露されたようで、とても大きな反響を呼んだようです。
ドラマが放映された当時、松江でもロケがあり、三倉茉奈さんや他の出演者の方も数名松江に来られました。
我が家の長女はちょうどその頃、仕事柄、松江のNHKのスタジオなどで茉奈さんなどとお会いする機会もあったので、そういうご縁も感じ、この曲は特に思い出があります。
その長女の結婚式の時、披露宴会場で私たち両親へサプライズで次女のピアノの生伴奏に合わせ、嫁ぐ長女がこの『いのちの歌』を歌ってくれました。
ほんとうに日本中でこの歌がとても多くの人のいろいろな思いに寄り添ってきたと思います。
いま、世界中がとても小さな目に見えないウイルスに翻弄され、とても大きな試練を迎えています。
失ってはならない命が、最後の別れもできないまま奪われていっています。
今日、あたり前に会えた人が、明日には手の届かないところに逝ってしまうことも他人事では済まされない状況にまできています。
目に見えないウイルスは、皮肉にも目に見えない絆の存在を改めて気づかせてくれたとも受け取れます。
この星の片隅で
めぐり会えた奇跡は
どんな宝石よりも
たいせつな宝物……
……
本当にだいじなものは
隠れて見えない
ささやかすぎる日々の中に
かけがえのない喜びがある……略
(いのちの歌より引用)
外出自粛の制限がかかり、自宅で時間的ゆとりが生まれた方、ほんのちょっと、この歌詞を心に刻んでみてはいかがでしょう。
新型コロナウイルスに感染された方、また、関係者の方、お見舞い申し上げます。
(直近過去記事)
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